【 Customer Blog 】富士山からのご来光を指先に/ MONAKA aoyama

本日は、長年ご愛顧くださっているお客様からオーダーいただいたパーソナルジュエリーのご紹介です。

完成したのは、“富士山とご来光”をテーマにした2本の重ね着けリング。

ローズカットダイアモンドとトラピッチェルビー、個性豊かな2つの天然石が奏でる、唯一無二のジュエリーとなりました。

 

「こんなダイアモンドリングがほしい」から始まった物語

ある日、お客様が「大きなアンシェイプカットのローズカットダイアモンドリングを探している」とお話くださいました。

そのお声を伺い、すぐにデザイナーと相談。デザイナーの秘蔵ルースも含め、よりご希望に沿うものを複数ご覧いただけるよう、新規での買付けも進めることに。
お客様には少しだけお時間をいただきましたが、納得のいく選択肢をご用意することができました。

そしてその中から、お客様が選ばれたのが、まるで富士山のような輪郭を持つ、ユニークなローズカットダイアモンド。
原石の個性をそのまま活かした自然なフォルムに、強く惹かれたご様子でした。お客様は一目で魅了され、新規買付のルースとも少し悩まれましたが、「やはりこれだね」と嬉しそうにお選びくださいました。

 

デザイナーからの提案で生まれた“ご来光”というアイデア

ジュエリーの重ね付けを日頃から楽しまれているお客様に、デザイナーから「富士山の上に昇る朝日、ご来光をイメージしては？」とご提案したのが、もう1本のリング制作のきっかけ。

その場にいた私とお客様、デザイナーの3人で、「ご来光リングって縁起いいですね！」と笑いながら盛り上がったのは、今でも忘れられない楽しい瞬間でした。

そんなふうに生まれたアイデアだからこそ、お客様もとても気に入ってくださり、デザインや石選びもすべてお任せいただくことに。

 

指先に宿る、朝日のきらめき

“ご来光”のイメージを表現するため、長年のお付き合いを通じてお客様の好みや感性を熟知している私とデザイナーで選んだのが、トラピッチェルビーという特別な石。

放射状の模様がまるで朝日が昇る瞬間の光の広がりのようで、まさにこのテーマにぴったりでした。

静かな力強さを持つ富士山のようなローズカットダイアモンドと、あたたかく神秘的な朝日のようなルビー。

2本を重ねて着けたときのバランスや物語性は、まさに世界にひとつだけのものです。

書きたい想いが溢れて…Vol.2へ

今回のオーダーリングには、完成後も一緒にコーディネートを考えて楽しんだ時間や、お客様の私物との素敵な組み合わせなど、まだまだご紹介したいエピソードがたくさんあります。

ひとつの記事では収まりきらず…

Vol.2では、実際のジュエリーコーディネートや私物とのスタイリング例を中心に、続きをご紹介予定です。

どうぞお楽しみに。

MONAKA aoyama 栗原

 

かけがえのない時間をかたちに

ジュエリーはただの装飾品ではなく、その人の物語や想いが込められた、かけがえのない存在です。

今回のように、お客様の「こんなものが欲しい」という気持ちに寄り添いながら、
デザイナーと職人、そして私たちがチームとなって世界に一つだけのジュエリーをお作りする——
それが、私たちのご提供するパーソナルジュエリーです。

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*ルースのご用意にはお時間を頂戴する場合がございますので、予約ページのシンプルアンケートにルースオーダー希望の旨や詳細をご記入ください

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