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Vol.20 指先に宿るオパールの贅沢な遊色
宝石の世界には数えきれないほどの美しい輝きが存在しますが、その中でも特別な存在とも言えるオパール。
角度を変えるたびに光と影の間で青・緑・赤・オレンジ・黄が揺らめき、絶えず表情を変え、日常の仕草に静かな華やぎを添えてくれます。
小さな宇宙を映したように広がる虹色の光、これこそが「遊色効果」と呼ばれるオパールならではの魅力です。
今回は10月を代表する誕生石のひとつ「オパール」から、
ONLINE SHOP掲載アイテムをピックアップしてご紹介いたします。
ふと視線を落とした瞬間に、やさしい虹色の光が揺らめく。
新作のオパールリングを薬指にレイヤード。
華美になりすぎず、自然体のままに凛とした存在感を放ち、ひとつで主役になれる特別感を持ちながらも、重ね付けをすればまた違った表情を見せてくれます。
パレットの上で色が遊ぶように、ピンクやグリーンなど様々な色が弾けるオパール。
アームには繊細にあしらわれたダイアモンドが寄り添い、上品な輝きがオパールの柔らかな光を引き立てています。
胸元でやわらかく揺れるオパール。
ゴールドの覆輪留めがまるで額縁のように優しく包み込み、ひとつのアートピースに仕立てています。
覆輪留めならではの滑らかなラインは、
オパールの遊色効果を際立たせつつ、落ち着いた存在感を演出。シンプルでありながら、どこかクラシカルな雰囲気が漂い、身につける人の佇まいを上品に引き立てます。
さらにチェーンを重ねて楽しむことで表情はぐっと豊かに。
繊細なチェーンとリンクデザインのチェーンが、オパールの幻想的な光と呼応するように輝き、胸元に奥行きとリズムを生み出しています。日常の装いに寄り添いながらも、ふとした瞬間に「特別感」を感じさせてくれる、そんなオパールネックレスです。
オパールの中でもひときわ個性的な存在、「ボルダーオパール」。
母岩（ボルダー）と呼ばれる鉄鉱石の中にオパールが入り込み、そのまま一体となってカットされるため、他のオパールにはない重厚さと野性味、そして大胆さで、力強い佇まいを存分に楽しませてくれます。
こちらのボルダーオパールは、深いブルーとグリーンが織りなす幻想的な遊色が印象的。まるで海底から立ち上る光や、宇宙のオーロラを閉じ込めたような神秘さに目を惹かれます。
いしわくには細やかなテクスチャーが施され、自然の造形美をそのまま額縁に収めたかのよう。
オパールの遊色効果は、光を受けるたびに新しい景色を見せてくれる小さなキャンバス。
この不思議な光の揺らぎが、古代から「希望の石」「幸運を招く石」として人々を魅了してきました。中世ヨーロッパでは、オパールを身につけるとあらゆる美徳を授かると信じられ、特別な贈り物としても愛されてきたようです。
晴れ渡る空も、夕暮れの炎も、深海のブルーも閉じ込めているような、そんな10月の誕生石オパールは、日々を彩るお守りようなジュエリーとしても、心に寄り添ってくれる存在になりそうです。
秋の深まる10月、虹色の光を湛えるオパールを選んでみては？
